MENU
Coming Soon今ある和牛を、そのまま
お取り寄せの準備中です
詳しく見る →

肉でダイエット|太らない部位の選び方と食べ方

ダイエット中だから肉は控えよう……と思っていませんか。実は逆で、肉はダイエットの強い味方になりえます。筋肉のもとになるたんぱく質をしっかり摂ることは、基礎代謝を保ち、リバウンドしにくい体をつくるうえで大切です。「でも、どの部位を選べばいいのか分からない」という声はよく聞きます。ダイエット中の肉選びで大切なのは、何でしょう。

この記事では、文部科学省の日本食品標準成分表と厚生労働省の食事摂取基準(2025年版)をもとに、太りにくい部位の選び方・1日の量・調理法を整理しました。結論から言うと、「太らない肉」は存在せず、部位×品種×脂身処理×調理×量で決まります。この考え方を軸に、具体的な数値を確認していきましょう。

目次

ダイエット中の肉選び

ダイエット中の肉選びの基本は「高たんぱく・低脂質」です。いちばん太りにくいのは鶏ささみ、次いで鶏むね(皮なし)、豚ヒレの順になります。牛や豚でも、脂身の少ない赤身を選べば、たんぱく質を効率よく摂取できます。まずは、この3段階の優先順位を覚えておくと、売場での選び方がぐっと楽になります。

98kcal
鶏ささみ・生100gあたり(脂質0.8g)。高たんぱく低脂質の代表格です
文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年・生・可食部100g
ダイエット向きの鶏むね・ささみ・豚ヒレ

太りにくい部位のランキング

文部科学省の日本食品標準成分表(八訂)増補2023年で、生の可食部100gあたりの数値を比べると、鶏ささみは98kcal・脂質0.8g、鶏むね(皮なし)は105kcal・脂質1.9g、豚ヒレ(大型種)は118kcal・脂質3.7g、牛もも(赤肉)は品種により130〜176kcalです。どの部位もたんぱく質は20gを超えており、満腹感と筋肉の維持に役立ちます。カロリーと脂質を抑えたい日は、この順番で選ぶのがおすすめです。

ささみは、たんぱく質23.9g・脂質0.8gと、肉類のなかでも特に低脂質で高たんぱくな部位です。加熱してもやわらかく、アレンジもしやすいため、ダイエット中の強い味方になります。ささみの栄養や調理のコツはささみの栄養の記事で詳しく解説しています。

部位(生・可食部100g) カロリー たんぱく質 脂質
鶏ささみ 98kcal 23.9g 0.8g
鶏むね(皮なし) 105kcal 23.3g 1.9g
豚ヒレ(大型種) 118kcal 22.2g 3.7g
牛もも(乳用肥育・赤肉) 130kcal 21.9g 4.9g
牛もも(和牛・赤肉) 176kcal 21.3g 10.7g

※文部科学省 日本食品標準成分表(八訂)増補2023年・生・可食部100gの値です。

牛の赤身にも品種差がある

「牛の赤身ならヘルシー」と思われがちですが、品種で大きく違います。もも赤肉で比べると、輸入牛は117kcal・乳用牛は130kcal・和牛は176kcal・交雑牛は222kcalです(文部科学省の成分表による)。「赤肉」表示でも、和牛は脂質10.7gとそれなりにあります。同じ「赤身」という表示でも、品種によってカロリーが2倍近く違うケースがあるのです。

買い場では「赤肉」「皮なし」の表示と、品種表示(和牛・国産牛・輸入牛)を確認するのがコツです。牛肉の品種別のカロリーは牛肉のカロリーの記事で詳しく比較しています。ダイエット中に牛を食べたいときは、この品種差を意識するだけでも、選び方が変わります。

ダイエット中に控えめにしたいものをまとめると、次のとおりです。

  • バラ肉(脂質が多く、カロリーが高い部位)
  • 脂身つきの霜降り肉
  • 手羽先(皮が多く、脂質16.2gと高め)
  • 鶏の皮(むね皮つきは皮なしより約28kcal高い)
  • 加工肉(ウインナーやベーコンは脂質と塩分が多め)

ダイエット中の肉のカロリー比較

同じ鶏肉でも「皮を外すか」でカロリーは大きく変わります。部位選びと同じくらい大切なポイントです。スーパーで「鶏むね肉(皮つき)」を買って自宅で皮を外すのか、最初から「皮なし」を選ぶのか。このひと手間で、摂取カロリーと脂質量をコントロールできます。

ヘルシーな鶏むね料理

鶏肉は「皮の有無」で変わる

鶏むねは皮つき133kcal・皮なし105kcalで約28kcalの差、鶏ももは皮つき190kcal・皮なし113kcalで約77kcalの差があります(文部科学省の成分表による)。ダイエット中は皮を外すだけで、同じ量でもカロリーと脂質を抑えられます。特に鶏ももは皮の脂質が多く、皮を外す効果が大きい部位です。

皮を外すときは、生の状態で外すより、茹でたり蒸したりしたあとに外すほうが簡単です。加熱すると皮がやわらかくなり、身との境目がはっきりするため、手でつまんで外せます。鶏肉の部位別カロリーと皮の差の詳細は鶏肉のカロリーの記事で解説しています。

「サイトによって数値が違う」のはなぜ?

ダイエットの記事によって「鶏むね116kcal」と書いてあったり「105kcal」と書いてあったりするのは、①成分表の版が違う(七訂と八訂)②皮の有無・品種区分の条件が違う③調理後と生の基準が違う、ためです。同じ「鶏むね肉」と書かれていても、皮つきか皮なしなのか、どの品種を指すのかで、数値は変わります。

比較するときは「生・可食部100g」でそろえるのが基本です。本記事の数値は文部科学省の成分表(八訂)から引用しています。ほかの記事やアプリと見比べるときは、この「条件」を確認してみてください。数値の違いに惑わされず、自分の食事に合った情報を選ぶことができます。

ダイエット中の肉の1日量

「1日どのくらい食べていい?」への答えを、厚生労働省の食事摂取基準(2025年版)から逆算しました。ダイエット中は「とにかく減らす」ではなく、「必要な栄養を確保しながら調整する」ことが大切です。肉の適量が分かれば、過剰に食べる心配も、逆に不足する心配も減ります。

高たんぱく・低脂質
たんぱく質が多く脂質が少ない食品のこと。鶏ささみ・むね皮なし・豚ヒレが代表格です。満腹感と筋肉の維持に役立ちます。
たんぱく質の推奨量
成人男性(18〜64歳)で1日65g・女性で50g(厚生労働省・2025年版)。肉だけでなく魚・卵・大豆製品の合計で考えます。

たんぱく質の1日推奨量と肉の換算

たんぱく質の推奨量は成人男性(18〜64歳)で1日65g・成人女性で50gです(厚生労働省の食事摂取基準2025年版による)。これは肉だけの量ではなく、魚・卵・大豆製品の合計です。肉に加えて、魚や卵、豆腐などをバランスよく組み合わせることで、1日の推奨量を満たせます。

換算の目安として、鶏むね皮なし100gでたんぱく質23.3gを摂取できます。これは成人男性の1日推奨量の約3分の1に相当します。肉1食(100g前後)で1日の3分の1前後をまかなえる計算になります。残りの3分の2を、別の食事や魚・卵・大豆製品から補うイメージです。

1食の目安と1日のローテーション

1食の目安は生肉80〜150gです。焼肉店やステーキの1人前(100〜150g)なら、ほぼ1食分の範囲に収まります。「1食100g」を基準に、その日の活動量や他のおかずに応じて80〜150gの範囲で調整するのが現実的です。目安が分かると、「食べすぎたかも」という不安も減ります。

毎日鶏むねだけ、は栄養の偏りと飽きのリスクがあります。鶏むね・ささみを軸に、豚ヒレ・牛の赤身を週に数回組み合わせるローテーションがおすすめです。部位を変えると、含まれるビタミンやミネラルの種類も変わります。飽きずに続けるためにも、複数の部位をローテーションで楽しみましょう。

運動や減量をしている人が「体重1kgあたり◯g」と聞くことがありますが、これは研究上の参考範囲で、国が定めた基準ではありません。体重や運動量によって個人差が大きく、自己判断で大量に摂取すると体に負担がかかる可能性があります。気になる場合は管理栄養士などに相談するのが確実です。たんぱく質や栄養素の詳しい話は肉の栄養の記事で解説しています。

太らない肉の調理法

同じ肉でも、調理法によって摂るカロリーは大きく変わります。せっかく高たんぱく低脂質の部位を選んでも、調理の仕方で油や衣が加われば、ダイエットの効果は半減してしまいます。ここでは、肉をダイエットの味方にするための調理の工夫を3つご紹介します。

調理法とカロリーの関係

ダイエット向きの肉とカロリー

ダイエット中の肉料理の基本は「茹でる・蒸す・焼く」の3つです。揚げ物は油と衣でカロリーが大きく増えます。具体的には、鶏もも肉(皮つき)の場合、調理後100gあたりのカロリーは「ゆで」で約216kcal、「焼き」で約220kcalなのに対し、「から揚げ」では約307kcalにまで増加します(農林水産省の資料による)。この差は、油を吸収するかどうかで生まれます。

揚げ物や炒め物は、1日1品以下を目安にするとよいでしょう(農林水産省の資料では、揚げ物・炒め物は1日1品以下が目安とされています)。どうしても揚げ物を食べたい日は、ほかの料理を軽めにする、野菜を多めにするなどの調整を加えるのがおすすめです。

網焼きや茹で調理は、肉の脂が自然に落ちるため、カロリーを抑えられます。フライパンで焼く場合は、油を小さじ1程度に計量する習慣をつけましょう。目分量で油を入れると、知らないうちにカロリーが増えていることが多いからです。油は「入れる」ではなく「計る」がダイエットのコツです。

皮と脂身の処理

鶏肉は皮を外す、牛肉や豚肉は目に見える脂身を切り落とす。このひと手間だけで、カロリーと脂質を大きく抑えられます。鶏もも肉の皮には脂質が多く含まれているため、皮を外すだけでかなりのカロリーカットになります。牛肉や豚肉も、霜降りより赤身を選び、さらに余分な脂身を取り除くと、よりヘルシーな一皿になります。

煮込み料理の場合は、一度冷まして表面に固まった脂を取り除くと、さらに脂質を減らせます。カレーやシチュー、肉じゃがなどを作った翌日に、表面の白く固まった脂をスプーンですくい取るだけです。味はほとんど変わらず、口当たりもすっきりします。この方法は、肉から溶け出した脂を効率的に除去できる、調理の定番テクニックです。

  • 茹で・蒸し・焼きを中心に(揚げ物は1日1品以下)
  • 皮と脂身は外す・切り落とす
  • 油は小さじ1程度に計量。煮込みは冷まして脂を取る

食べ方の工夫

「夜遅くに肉を食べると太る」「野菜から食べれば痩せる」—ダイエットには食べ方に関する“うわさ”がたくさんあります。実際のところ、研究ではどこまで言えるのでしょうか。ここでは、よく聞かれる食べ方の工夫について、科学的な知見をもとに整理しました。

夜遅くの食事とたんぱく質の配分

「夜に食べると太る」という話は、時間だけの問題ではありません。1日の総エネルギー(食べる量全体)がいちばんの本質です。同じ量を食べるなら、昼に食べようが夜に食べようが、1日の合計カロリーが同じであれば体重への影響は大きく変わりません。

研究では、たんぱく質を夕食に多めに配分しても体組成に差が出なかったという報告がある一方、就寝直前の大食や脂質の多い食事は避けたほうが無難だという知見もあります。つまり、時間帯そのものより「何を・どれだけ食べるか」が重要です。現実的なルールとしては、「遅くなるほど軽めに」を意識するとよいでしょう。

食べ順・咀嚼と運動の組み合わせ

「野菜→肉→ごはん」の順で食べると、食後血糖の上昇を抑える可能性があります(厚生労働省の資料による)。野菜に含まれる食物繊維が糖の吸収を緩やかにするためです。ただし、食べ順だけで体重が減る保証はなく、あくまで補助的な習慣として考えてください。食べ順を意識しつつ、1日の総エネルギーをコントロールすることが本質です。

ゆっくり食べる・よく噛むことは、満腹感の補助になります。よく噛むことで満腹中枢が刺激され、食べ過ぎを防ぎやすくなります。「1口30回」という言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これは科学的な基準ではありません。ただし、意識してゆっくり食べることは理にかなっています。自分のペースでよいので、少しだけ噛む回数を増やしてみてください。

食事制限だけを行うと、筋肉量も減りやすいと言われています。筋トレなどを併用すると、減量中も筋肉(除脂肪量)を保ちやすいという研究知見もあります。無理のない範囲で、週に2〜3回の筋トレやウォーキングなどを取り入れると、リバウンドしにくい体づくりにつながります。

工夫 研究で言えること 実践のコツ
食べ順(野菜→肉→主食) 食後血糖の上昇を抑える可能性 補助的な習慣として
夜の食事 時間より総量と内容が本質 遅いほど軽めに・脂質は控えめに
よく噛む・ゆっくり食べる 満腹感の補助になる 「1口30回」は基準でない
運動の併用 減量中の筋肉維持に役立つ可能性 無理のない範囲で継続
無理なダイエットに注意

極端な食事制限や単一食品だけの食事は、リバウンドや栄養不足のリスクがあります。腎臓病などの持病がある方や、医師から食事の指示を受けている方は、自己判断せず医師・管理栄養士に相談してください。

よくある質問(FAQ)

Q1. ダイエット中に肉を食べても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。むしろ高たんぱくで満腹感と筋肉の維持に役立ちます。太るかどうかは「どの部位を・どう調理して・どれだけ食べるか」で決まります。鶏むね(皮なし)やささみ、豚ヒレなどを選び、茹で・蒸し・焼き中心にすると安心です。

Q2. いちばん太りにくい肉の部位は?
A. 鶏ささみ(100gで98kcal・脂質0.8g)が最も低脂質で、次いで鶏むね皮なし(105kcal・1.9g)、豚ヒレ(118kcal・3.7g)です(文部科学省の成分表による)。牛肉は赤身でも品種で差があり、乳用牛や輸入牛のもも赤肉(130kcal前後)を選ぶとよいでしょう。

Q3. 肉は1日どのくらい食べていいですか?
A. たんぱく質の1日推奨量(成人男性65g・女性50g・厚生労働省2025年版)を目安に、1食80〜150g・1日合計100〜200g程度(生)が現実的な出発点です。肉だけでなく魚・卵・大豆製品と分散して摂りましょう。

Q4. 鶏むねだけを食べていれば痩せますか?
A. おすすめできません。単品だけに偏ると食物繊維やビタミンが不足し、飽きて続かなくなるリスクがあります。野菜や主食、乳製品と組み合わせ、豚ヒレや牛の赤身もローテーションするのが継続のコツです。

Q5. 夜遅くに肉を食べると太りますか?
A. 時間だけの問題ではありません。1日の総エネルギーがいちばんの本質です。ただし遅い時間ほど量を軽めにし、脂質の多い肉や大盛りは避けるのが無難です。

Q6. 野菜から先に食べれば痩せますか?
A. 野菜→肉→ごはんの順は食後血糖の上昇を抑える可能性がありますが(厚生労働省)、食べ順だけで体重が減る保証はありません。あくまで補助的な習慣として、総エネルギーを意識することが大切です。

店
店長からのアドバイス

精肉売場で「ダイエット中です」とおっしゃる方には、鶏むね(皮なし)とささみ、豚ヒレをおすすめしています。調理のコツは3つ: ①皮や目に見える脂身は外す・切り落とす②蒸す・茹でる・焼くを中心に、揚げ物は控えめに③1食100g前後を目安に、野菜を一緒にたっぷり食べる。無理なく続けられる範囲で、肉を味方につけてください。

まとめ

肉でダイエットするための3ポイント
  • 部位は「高たんぱく低脂質」で選ぶ(鶏ささみ・むね皮なし・豚ヒレ。牛は赤肉でも品種差を確認)
  • 量はたんぱく質の1日推奨量(男性65g・女性50g)を目安に、1食80〜150g
  • 調理は茹で・蒸し・焼き中心(揚げ物は1日1品以下・皮と脂身を除く)。食べ順などは補助的な工夫と理解する

肉は、正しく選んで調理すればダイエットの強い味方です。極端な制限は続きません。この記事の3ポイントを、無理なく続けられる範囲で取り入れてみてください。

極端な食事制限や単一食品だけの食事は、リバウンドや栄養不足のリスクがあります。腎臓病などの持病がある方や、医師から食事の指示を受けている方は、自己判断せず医師・管理栄養士に相談してください。

「はじめの肉屋」では、肉の栄養や部位ごとのカロリーについての詳しい記事も公開しています。以下の関連記事もあわせてご覧ください。

Hajime Nikuya Online Shopお取り寄せ準備中和牛の切り落とし・すき焼き用・しゃぶしゃぶ用。
今あるものを、そのままお届けする準備をしています。
Coming Soon詳しく見る →
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次